Symposium on Sensing via Image Information

第13回画像センシングシンポジウム SSII07

2007年6月7日(水)~9日(金) パシフィコ横浜アネックスホール
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SSII07概要

高木賞 選考報告

平成19年5月22日
画像センシング技術研究会
高木賞選考委員会
委員長 中島真人

 既に御通知申し上げておりますように、本表彰(高木賞)は画像センシングシンポジウム(SSII)の創始者であられる故高木幹雄先生の功績を記念し,過去にSSIIで発表された多くの研究成果の中から,その発明または考案が実用化というかたちで社会に大きく貢献したと考えられるものを選び,功績のあった方々を顕彰することによって我が国における科学技術の向上及び産業の発展に寄与することを目的として行うものであります.

 画像センシング技術研究会は、去る5月10日(木)、高木賞選考委員会を開催し、2件の応募案件を精査の上、下記発表を本表彰の趣旨に副うものとして平成19年度画像センシング技術研究会高木賞を授与することに決定いたしました。

 受賞決定者らの発表は、「テクスチャ背景差分とシルエットモデルを用いた車両追跡手法」と題し、道路に設置された監視カメラの映像に対して、テクスチャ背景差分法によるシルエット抽出と車両シルエットモデルを用いたマッチング処理を施すことにより、走行車両を天候や日照条件の変化に対して頑健に検出・追跡する手法に関するものであります。本手法を適用した道路監視システムは、2000年の名阪国道中畑・大道地区に始まり、以後毎年国内各地道路十数か所への設置が進められ、交通渋滞緩和、交通事故の防止、環境破壊の低減などのかたちで社会に貢献しております。

  1. 発表題目:テクスチャ背景差分とシルエットモデルを用いた車両追跡手法
  2. SSII発表年度:2000年(第6回)
  3. 予稿集掲載ページ:17~22頁
  4. 受賞者:関真規人(三菱電機)、藤原秀人(三菱電機)、鷲見和彦(三菱電機)

選考委員: 中島真人(委員長)、大恵俊一郎、輿水大和、佐藤幸男、秦清治、以上5名

以上



SSII大賞(高木賞)表彰者募集要項

1. 本事業の趣旨

本表彰は、本画像センシング技術研究会および画像センシングシンポジウム(SSII)の創始者であられる故高木幹雄先生の功績を記念し、過去にSSIIで発表された多くの研究成果の中から、その発明または考案の実施が社会に大きく貢献したと考えられるものを選び、功績のあった方々を顕彰することによって我が国における科学技術の向上及び産業の発展に寄与することを目的として行うものです。


2. 表 彰

受賞者に対し、賞状(受賞者全員)および賞金(代表者1名に金10万円)を贈呈します。


3.   表彰の要件(以下の要件をいずれも具備すること)

  1. 過去10年以内に開催されたSSIIでの発表に関する研究成果であること。
  2. 対象となる研究に関連する特許等が出願されていること。
  3. 秀でた進歩性を有し、かつ実施効果が顕著であり、科学技術の向上および産業の発展に寄与した研究の成果であること。


4.   応募者の資格

受賞候補者は当該研究に携わったSSIIの発表者であり、かつ関連する特許等の出願者であって出願特許が公開特許公報に掲示されたものであること。(SSIIの発表者として予稿集上では連名になっていても、特許等の出願者でない者は受賞候補者になれない)


5.   応募方法

応募にあたっては、所定のフォーム(SSII高木賞表彰調査表フォーム)を以下からダウンロードし、記入要領に従って必要事項を記入の上、応募者全員の履歴書と併せて正・副計2通を下記6.の応募受付期間内に画像センシング技術研究会高木賞表彰選考委員会に提出して下さい。

なお、調査表等応募書類は一切返却しません。



6.   応募受付期間

平成19年4月9日(月) ~ 4月27日(金)


7.   審 査

  1. 画像センシング技術研究会高木賞選考委員会において審査します。
  2. 選考委員会は,応募者に対して説明を求め,特に必要と認めた場合には実地調査を行うことがあります。
  3. 選考結果に対する異議の申立て,お問合せ等についてはお受けしません。

8.   発表

平成19年5月中旬(予定)応募者に通知するとともに画像センシング技術研究会の本ホームページ(http://www.ssii.jp/)上で発表します。

9. 表彰式

平成19年6月7日(木)SSII07懇親会の席で表彰式を行います。

10.その他

本表彰の趣旨を著しく損なうような行為および応募書類に事実に反する記載があった場合は、応募の資格を失います。

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