その場で動作する画像センシング! ライブデモセッション
SSII07では、これまでの発表方式を踏襲したインタラクティブ&ショートオーラルセッションに加え、新たな試みとして、「ライブデモセッション」を実施します。
近年のPCの高性能・小型化や、それに接続されるセンサデバイスの多様化に伴っ て、情報分野における多くのシンポジウム等において、「ライブデモ展示」を行 うセッションが併設されたり、「ライブデモ展示」それ自体がメインのイベント も多く行われたりするようになってきました。このような「ライブデモ展示」に おいて、センサデバイスとしてカメラが使われることも一般化しており、画像処 理が果たす役割の重要性が、関連分野において改めて認識されています。
そこで、SSII07では、入力センサデバイスとして用いられたカメラにより撮影さ れた画像をオンライン処理し、その場で処理結果に基づいて動作するシステムの 展示を「ライブデモセッション」として募集しました。
その結果、6月7日には12件,6月8日には11件のライブデモセッションを採択し、展示することになりました。
SSIIでは、従来より、画像関連技術の「実用性」「有用性」、さらには「事業化 可能性」といったポイントを重視・追求するシンポジウムとして開催されてきま したが、今回の「ライブデモセッション」においては、それらのポイントに加え、 「ライブでの動作安定性」を重視した展示を見ることができると思います。皆様 のご参加をお待ちしております。
6月7日
- CHLACによる映像サーベイランスのためのビジュアルフレームワーク
- 監視カメラ画像による実時間顔属性推定システム
- 複数の弁別度を用いた実時間対象3次元位置計測システム
- リアルタイム平面パラメータ計測システム
- 一般化Hough変換による回転サーチ装置
- 自己増殖型ニューラルネットワークを用いた顔画像認識
- 顔方向選別機能を組み込んだ顔検出器
- ウェブカメラを用いたリアルタイム視線追跡システム
- 多カメラ環境におけるセキュリティシステムのインテリジェント化
- 超高速インテリジェントビジョンシステム:CPV-4 -小型モジュール化のための128×128PEアレイの1チップ化-
- 25眼カメラアレイシステム ProFUSION 25
- 監視カメラを用いて店舗内の不審行動を自動検出するシステム
は注目発表です。
6月8日
- 実時間動画像超解像処理の実現へ向けて
- 点パターンの高速検索技術に基づくリアルタイム文書画像認識
- 固定型二次元レーザスキャナによる移動物体の三次元形状計測
- A 3-D Reconstruction System Based on Light Sectioning
- オンラインキャリブレーションを利用したビリヤード戦略発想支援システム
- イメージスキャナを用いた手掌部寸法の2D画像計測と3次元形状推定
- 拡張現実表示技術を用いたギターの演奏支援システム
- SIFT特徴量を用いた交通道路標識認識
- 複合現実感における観察距離の大きな変化に対応可能な入れ子型マーカ
- マルチカメラによる簡易パノラマ構築
- 画像提示装置による小型ロボットの制御
は注目発表です。
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