第18回画像センシングシンポジウム(SSII2012)の開催について関係者を代表してご挨拶申し上げます。本シンポジウムは1995年以来、毎年6月に横浜みなとみらい地区で開催され、2012年は18回目となります。 画像センシング技術の進歩により画像センシングのさまざまな新しい応用が拡がってきています。このような実用化に向かう画像センシング技術の最先端について、情報収集および議論の場として活用していただける機会を提供できればと考えています。
本シンポジウムは「参加者のための会議」を基本方針にしています。他の会議では参加者数は発表件数を少し上回る程度の場合が多いと思いますが、本シンポジウムでは、毎回、中心となるインタラクティブ&ショートオーラルセッションの発表件数は100件程度ですが、800から1000人ほどの皆様にご参加をいただいています。前回のSSII2011も震災の後で参加者の減少を心配したのですが、106件の発表に対し、859人もの方にご参加いただき、感謝しております。参加者のための会議とするために、話題の技術などを解説するチュートリアルセッション、先端技術の動向に合わせたオーガナイズドセッションなどを設け、同時開催の画像センシング展と合わせて参加することで、画像センシング技術の動向について最新の情報が得られる機会を提供できるようにと考えています。おかげさまで、これまで多くの方に参加していただきましたが、今回もさらに充実した内容になるように努めていますので、よろしくご参加をお願いします。
SSII2012実行委員長:久野義徳(埼玉大学)
主催:画像センシング技術研究会 (会長:輿水大和)実行委員長:久野義徳