Symposium on Sensing via Image Information

第13回画像センシングシンポジウム SSII07

2007年6月7日(水)~9日(金) パシフィコ横浜アネックスホール
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SSII07概要

チュートリアル                     日時:2007年6月6日(水)

画像センシングシンポジウムのチュートリアル講演会は、お蔭様で毎年大変ご好評をいただいておりますが、本年もまた、各分野において第一線でご活躍の講師の方々をお招きし開催いたします。

本講演会を通じて、画像処理・認識の基礎から、実社会への応用事例や最新動向など、画像センシング技術に関する幅広い知識や情報が得られるものと思います。皆様の多数のご参加をお待ち申し上げます。

申込方法、申込先、参加費、支払方法などは、参加案内またはホームページをご覧下さい。なおチュートリアル講演会のみのご参加はできませんので、ご了承下さい。


9:30~11:00 イメージセンサとカメラの最新動向

講師: 野本哲夫(ソニー株式会社)
これまで、CCDイメージセンサの小型化、多画素化がビデオカメラやデジタルスチルカメラの普及を支えてきた。一方で、カメラ付き携帯電話を中心に、CMOSイメージセンサが利用されるケースが増えてきている。低消費電力化、多機能化やシステムオンチップに有利と言われるCMOSイメージセンサの特徴について解説し、今後のイメージセンサの可能性や、それによって実現が期待されるカメラについて紹介する。
司会:日浦慎作(大阪大学)


11:10~12:40 カメラキャリブレーションの理論と実際

講師: 植芝俊夫(産業技術総合研究所)
 三次元空間中に設置されたカメラの幾何学的特性や位置・姿勢を把握するカメラキャリブレーションは、特に多数の画像からシーン形状を再構成するステレオビジョン等において、その出力品質に決定的な影響を及ぼす。本講演では、参照物体を用いた様々な校正法、未知シーンから校正を行うセルフキャリブレーション、レンズ歪みの推定などの理論的なトピックに加えて、それらを応用して高精度な結果を簡便に得るための実践的な技術を分かりやすく紹介する。
司会:奥富正敏(東京工業大学)


14:00~15:30 Boosting学習を利用した画像認識

講師: 三田雄志(株式会社 東芝)
Boostingはパターン識別のための学習アルゴリズムであり、実装が容易で高い識別性能が得られる利点があるため、近年盛んに応用されている。本講演では、最もよく用いられるAdaBoostの基本原理と実装の際に役立つ性質について紹介する。さらに、典型的な応用事例として顔検出をとりあげ、分かりやすく解説する。
司会:長谷川修(東京工業大学)


15:40~17:10 車載画像センシング

講師: 二宮芳樹(株式会社 豊田中央研究所)
自動車の安全性・利便向上を狙い、カメラや画像処理の車載化が進んでいる。本講演では、自動車側からのニーズを示すとともに、実用化例を通して現状の技術を概観し、課題と今後の技術の方向について示す。センシングレベルから、物体の認識、センサ融合などの課題解決のキーポイントと考えられる私見を紹介する。
司会:下村倫子(日産自動車株式会社)
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