第12回 画像センシングシンポジウム / 特別企画


 SSII 06 特別講演

金出 武雄が語る 画像テクノロジーとロボティクス、その過去、現在、そして未来

金出 武雄氏 プロフィール


1945年10月24日生.
1973年京都大学工学部情報工学科博士課程修了.同年4月京都大学工学部情報工学科助手.1980年米国カーネギーメロン大学計算機科学科・ロボット研究所高等研究員.テニュア付準教授,教授を経て,1992年−2001年ロボット研究所所長.2001年産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究ラボ長併任となり,2003年よりデジタルヒューマン研究センター長.計算機視覚,自律ロボット,医用ロボット,環境型システムに関する研究に従事.

工学博士.1998年米国アカデミー外国特別会員.2000年C&C賞,1998年JARA賞,1996年エンゲルバーガー賞,1991年Marr賞等

期日: 2006年6月8日(木) 14:00〜18:00
場所: パシフィコ横浜アネックスホール 2F / 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1−1−1
主催: 画像センシング技術研究会/2006年実行委員長:佐藤幸男(慶応義塾大学)


▼ 第一部 : 「QoLのためのセンシング技術」

□ [ 座長 ] 

 Carnegie Mellon 大学教授/産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター長
     

金出 武雄           

□ [ 副座長 ]

 名古屋大学教授   福田 敏男

QoL(Ouality of Life)のためのセンシング技術とは,弱者(高齢者,障害者,子供など)を含めた生活者全体の生活の質を向上させ,社会参加(生産・消費活動への参加)を促進するためのセンシング技術を意味します。このセッションでは,このQoLに関わる優れた研究課題を集め,横断的・総合的なディスカッションを行います。 

▼ 第二部 : 「デジタル画像技術の歴史と展望」


■ [ 招待講演 ]

 立命館大学教授 白井良明

 東京大学教授 池内克史

■ [ 総括講演 ]

  Carnegie Mellon 大学教授/産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター長
     

金出 武雄          

□ [ 司会]

 慶応義塾大学教授 斉藤英雄

画像センシングの世界で著名な業績を上げられた3氏の講演を通じ,デジタル画像技術の発展の歴史を振り返ると共に,その叡智を未来に生かし,今後の技術を展望する企画です。

▼ 特別セッション  6月9日(金)9:30-12:00


■映像制作・体験型アトラクションで活躍する画像計測・認識技術

 〜へーえ,こんなところにも画像センシングが……       コーディネータ:田村秀行(立命館大)


[概要]顔の表情や身体の動きを捉える光学式センシング,実写とCGを合成するための画像整合法,3次元自由視点映像等々,映画・テレビ番組制作,ゲームやテーマパーク・アトラクションで花開きつつある技術の現状と課題を概観する.

○ 映像エンターテインメントのための画像認識・複合現実感
   〜Image & Vision-Based Modeling, Rendering そしてTracking

田村秀行(立命館大)     

○ 愛・地球博「三井・東芝館」における新しいエンタテインメントへの挑戦
   〜来場者の顔を3Dセンシングして瞬時に映画の登場人物を生成

森島繁生(早稲田大)     

○ 環境合成スタジオ
   〜リアルタイム処理による実写とCGの自然な融合

三ッ峰秀樹(NHK技研)     

○ 3Dマッチムーブにおける新たな挑戦
 −映画『男たちの大和/YAMATO』『最終兵器彼女』におけるVFX事例−

野口光一(東映アニメーション)     

 


▼ オーガナイズド セッション  6月8日(木)10:00-12:00

■フィジカルセキュリティの今後

オーガナイザ:山田敬嗣(NEC)     


○ フィジカルセキュリティと人物監視

佐藤 敦(NEC)    

○ 公共セキュリティ

道坂 修・坂野 鋭(NTTデータ)     

○ ITSセキュリティのための交通画像解析(仮)

上條俊介(東京大)    

○ ICカードを用いたシステムにおけるセキュリティ

吉澤正浩(NTT)    


 


▼ オーガナイズド セッション  6月9日(金)13:00-15:00

画像技術とビジネス

オーガナイザ:中島真人(慶應義塾大)     
許 文星(台湾清華大) 梅崎太造(名古屋工業大)     

 

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